岡山県西南部にある「美星町(びせいちょう)」という町でぶどうを栽培しています。
ここ美星町は標高も高く、昼夜の寒暖差がしっかりあります。季節感もあり、夏は暑く冬は寒いのです。そして天候にも恵まれています。
高速道路や電車もなく、高層ビルや工場などもこの町にはありません。深緑に囲まれ、自然豊かなこの町の空気はとても澄んでいます。故に夜空には溢れんばかりの星が瞬いています。
原始的または自然的な環境の摂理として、昼は明るく、夜は暗くなることで、ひとの感覚は時の概念を認識します。ひとには体内時計が存在しています。実はそれは果物も同じなのです。昼は明るく、夜は暗いという本来自然な環境のもとで育てることが理想的で果物にとっても大切なことなのです。
食と健康の関わりは、昔からに現在に至るまで常に日々研究が重ねられています。
美星コメットファームも同じく、身体のことを考え、可能な限り農薬や化学肥料のような人工物に頼らないようにしています。土や太陽の自然の恵みを頼りに手間暇をかけ、自然本来に近い作物をつくるように心がけています。
自然本来に近い作物は形がひとつひとつ異なり、一律に揃っていません。言わば個性があるとも言えます。
土からじっくり栄養を吸い取るのでバランスの取れた樹に育ちます。
そして病害虫にも強くなります。農薬や化学肥料のような人工物に頼らないことは当然味にも大きく影響します。
農薬などで人工的に作られた作物は栄養価も低く、人体にも悪影響を及ぼす場合もあるのです。
そして空気、土、海に至る環境も汚染してしまうことになっているのが深刻な問題とされています。
美星コメットファームの拘りのひとつとして取り上げたいのが「植物性堆肥」の使用です。
「動物性堆肥」は安価なのですが、その元の動物たちにワクチンの接種や遺伝子組み換え作物をエサにしています。
美星コメットファームは「食」「健康」「環境」のつながりを常に考慮し、おいしく安全安心に食べられるように植物性堆肥や緑肥を中心とした土づくりからすべてに拘りを持って育てています。
土地のもたらす環境、土づくりのもたらす状況。好条件が揃うことで、糖度がしっかりのった旨味のある美味しい果物ができます。
それが美星のニューピオーネ「美澪」です。
「美澪」は美味しさだけではなく、とても栄養価が高いのも特徴です。ひとつひとつの房に多くの栄養が満遍なく行き渡るように、ひとつの木に対して実る果実の数を減らす工夫を凝らしています。
手間はかかってしまいますが、草からし剤は一切使用していません。農薬、化学肥肥料も最低限に抑えてあり、植物性堆肥や酵素水など自然由来の物を中心に土づくりを心がけています。
樹が生物的に水を欲する時期があり、時期により雨量が少なければしっかりと水やりをします。ハリのあるみずみずしい果実には水分は欠かせません。
また、適期作業につとめ、一本一本、一枝一枝、一房一房を徹底的に管理し、丹精込めて育て上げました。
美星ニューピオーネ「美澪」の芳醇な味わいをお愉しみください。